4年ぐらい前に従姉妹に

映画8mileを見なよ、エミネムのカッコよさを惚れるぜ

と勧められたことがあったんだけど、結局面倒で観てなかった。

 

でも一昨日、HIPHOPの歴史をネットで漁ってると、ふとヒップホップ界のレジェンド(アフリカ・バンバータやNas)のことが気になって、色々と人物像をググってると、エミネムにたどり着いた。

 

エミネムは自分が昔好きだった女の子がかなりハマっていて

一体どんな魅力があるんだよと思い、昔従姉妹に8mileの鑑賞を勧められたのも思い出して、エミネムの半自伝的な映画「8 mile」を観ることにした。

 

映画8mileの感想(ネタバレ注意)

自分の趣味がブレイクダンスであることもあって、ラップバトル、エミネムを題材にした8mileの内容には直ぐに馴染んだ。

 

8mileはラッパーとして実力が有りながらもイマイチ成果の出てない貧困層のラビット(エミネム演じる)が、友人関係や恋愛、家庭環境などを経て8mile(貧困層と富裕層の境界線)を越えようとラップバトルで活躍するまでを描いてる。

 

自分はHIPHOPの歴史を観るのも好きだったんだけど、映画でちゃんと観るのは初めて。

 

8mileでは最初ラビットがシェルターで行われたラップバトルで、緊張から何も喋れず1回戦負けという屈辱を味わう所から始まる。

 

さらに母親は自分の上級生と関係を持って、男にすがるだらしない生活を送っている。

 

 

ラビットは工場で働きながら仲間とラップスキルを磨く…が、仲間もいいやつばかりではなく、リケティとかいう口だけのクズ野郎もいたりする。

 

その友人の一人にMCバトルのホストをやってるやつが居て、その彼がめっちゃ良い奴なんだけど、途中で喧嘩したりしちゃう。そんなアツイ友情も見れるのが8mile。

 

なんというか、貧困層から成り上がる物語って、面白いよね

 

しかも8mileではただ単に成り上がるんじゃなくて、ラビットが最後に友人からMCバトルのホストをやらないかって誘われても「俺は俺のやり方で生きていく」って断り、自分の生き方を見つけてるのも面白い。

 

また、この映画の肝のMCバトルで、ラビットの歌詞に対戦相手へのディスがふんだんに盛り込まれてるのも面白い。アレックスは途中リケティにヤラれてしまう訳だけど、最後のMCバトルで間違いなく惚れ直してるよね。

 

自分は貧困層ではないから逆に貧困層のラビット達の生き方をみるのも、新しい発見があって面白い。

映画とか全然観ないけど、8mileはほんと観て良かったと思う。

また面白いのあったら観てみようかな。